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保護者が矯正治療を強く勧める場合について

こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。今日は、保護者が矯正治療を強く勧める場合について語らせていただきます。

矯正相談のなかで、本人は矯正治療をしたくないのだが、保護者が強く勧めている場合があります。アールクリニックでは、このような相談内容は結構あります。また、治療の途中で治療が嫌になる人もおられます。

矯正歯科治療は、長期間におよぶ場合が多いです。本人のモチベーションが高くない場合、治療の途中でトラブルになる可能性が高くなります。

例えば、

1. 装置が入っているのに適切なブラッシングをしない。

2. 装置を使用しない。

3. 来院間隔を守らない。あるいは来院しない。

このような事柄が生じると、矯正歯科治療が成功しないばかりか、「しないほうがよかった」ということになりかねません。そのため、アールクリニックでは治療を開始する前に、保護者の主訴だけでなく、本人の希望や意思も確認しております。

治療が必要と判断された場合は、「なぜ治療が必要なのか」、「どのような治療が必要なのか」、「期間はどれくらいかかるのか」について患者さん本人が理解できる表現で伝えます。そのうえで家庭において「治療を開始するのか、あるいは見送るのか」についてよく相談してもらいます。

大切なのは、本人の「やる気」です。本人が治療に対して非常に消極的である場合は、保護者とよく相談して、今回は治療を見送ることが最善策と考えます。

アールクリニックでは、本人が治療を望まない場合、結果的に「治療をしないほうがよかった」と考えられることが多いため、無理に治療を開始することはありません。

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