こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。今日は、美しい笑顔をプロデュースするための「スマイルデザイン」について語らせていただきます。
審美歯科の世界には「スマイルデザイン」というコンセプトがあります。これはスマイルしたとき、口元と歯が美しく見えるためにはどうすべきか指示したものであります。スマイルは顔の表情の中で最も人を心地よくさせる、とても魅力的な表情であります。美は時代により変遷するものといわれていますが、「スマイル」を魅力的に感じるのは、いつの時代も不変であるように思います。
私は普段から顔貌に対する審美性にかなりの配慮をしながら治療を行っています。矯正歯科治療の目標のひとつに横顔(口元が前に出ている)の改善、Eラインに対して上下口唇の位置を理想的な状態にするために多くの矯正資料から分析を行い、治療方針・診断し、治療計画を立て、治療のゴールを設定しています。また、顔全体、口元、歯並びにおいてもマクロ、ミニ、ミクロに分けて評価し、治療計画に入れています。そして、美しいスマイルを得る目的でスマイルデザインとして10項目を評価し、治療計画に入れています。
美しいスマイルを得るスマイルデザインの評価項目
- 切歯のプロポーション
- 切端のアライメント
- 歯軸傾斜
- 上顎切歯切端と下唇の関係
- 上顎前歯のコンタクトポイント
- アーチフォーム
- 切歯のグラデーション
- 歯肉の対称性
- 歯肉の形態
- 咬合高径
以上の10項目に対し、詳細に評価し治療計画に入れています。
当院が導入しています「プランメカ Romexis® スマイルデザイン」では、効率的にスマイルのシミュレーション、治療計画、患者さんとのコミュニケーションが行えます。患者さんの初診時から自然なスマイルデザインが可能となる直感的なツールです。
アールクリニックでは、ただ単に「歯並びを治す」だけでなく、顔全体のプロポーションおよびスマイルまでプロデュースしています。