こんにちは、山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックの歯科医師・院長の折田です。
部分矯正は比較的治療期間や費用を抑えて治療可能ですが、適応できる症例には限りがあります。
今回は、奥歯の部分矯正が難しい理由について一部ピックアップして解説します。
奥歯は動かしにくい?
奥歯の歯根は3〜4つに分かれて湾曲しています。そのため動かしにくく、動かしにくい歯を希望の場所に動かすには当然大きな力が必要です。痛みを感じることはもちろん、治療期間もかなりかかる可能性があります。
部分矯正は高度な技術が必要?
部分矯正では、動かす歯と動かさない歯をはっきり区別する必要があります。歯に矯正力をかけると歯が移動していきますが、一方で動かしたくない歯まで移動してしまうリスクがあるのです。こうした反作用をいかに抑えられるかが課題であり、部分矯正は思っているよりも高度な技術が求められる矯正治療と言えるでしょう。
噛み合わせが悪化する?
奥歯の噛み合わせが悪くない・凹凸や隙間が少ないといったケースでは、部分矯正による治療が可能な場合もあります。しかし、部分矯正を行なっても噛み合わせを改善できない・逆に悪化させてしまうといったことが予想される場合、部分矯正はオススメできません。歯科医と相談しながら、全体矯正を検討してみると良いでしょう。
以上、奥歯の部分矯正についてお伝えしました。 当院では無料相談を実施しております。 部分矯正をお考えの方は、まずはお気軽に山口県宇部市にある「歯科・矯正歯科アールクリニック」までご相談ください。