山口県宇部市、山陽小野田市、山口市から大変多くの患者さんに来ていただいています歯科・矯正歯科アールクリニックです。
矯正治療後のケアが不十分な場合、せっかく矯正治療できれいになった歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。
矯正治療後にきれいな歯並びと口腔内の健康を維持するため、何に注意すべきかを理解しておきましょう。
今回は、矯正治療が終わってからの注意すべき点についてお伝えいたします。
後戻りに気をつける
矯正治療後に気をつけて欲しい出来事の一つとして、歯が元の位置に戻ってしまうことです。
これは「後戻り」と呼ばれ、治療期間に関係なく、誰にでも起こり得る出来事です。
矯正治療後の歯はまだ安定しておらず、日常生活における様々な負荷で歯が動く可能性があるからです。
具体的な例であげると、頬杖をついたり、横向きで寝たり、唇を巻き込む行為などです。
この無意識の癖のような行為は、意識して修正することが難しいものもあります。
治療を終えてきれいになった歯並びに対し、無意識に力を加えてしまわないよう注意してください。
矯正治療後に最も注意すべき後戻りを防ぐためには「リテーナー」と呼ばれる保定装置を一定期間装着する必要があります。
リテーナーとは、歯の位置を安定させるために歯に装着する装置で、特殊なワイヤーやプラスチック製など、いくつかの種類があります。
また、リテーナー装着による保定期間は、通常1~3年程度とされ、歯が安定するまでは、1日20時間ほどの装着が必要です。
リテーナーの装着を怠ると後戻りを起こし、最悪の場合は矯正治療をやり直さなければなりません。
口腔内のケアを怠らない
矯正治療後は、後戻りの防止だけでなく、虫歯や歯周病の予防も大切です。
特に、リテーナーを清潔に保つことは重要です。
歯だけでなく、リテーナーにもプラークは付着しやすく、手入れを怠ると虫歯や歯石の形成につながる可能性があります。
その点においては矯正器具を装着しているときと同様、虫歯になるリスクは高いといえるでしょう。
毎日の歯磨きとフロスの使用でプラークを除去し、口腔内を清潔に保ってください。
美しい歯並びを長く維持するためには、矯正治療後の歯科医院でのメンテナンスとセルフケアが大切です。
以上、矯正治療が終わってからの注意すべき点についてお伝えしました。
矯正治療が終わったあとも、後戻りに気を付け、口腔内の適切なケアをすることで、きれいになった歯並びを長期間維持しましょう。
当院では、日本成人矯正歯科学会の認定医が在籍しており、患者様の満足のいく結果を得られるよう充実した治療をご提供しております。
宇部市、山陽小野田市、山口市で矯正歯科や審美歯科に対応した歯科医院をお探しの際は、ぜひ「アールクリニック」までお気軽にお問い合わせくださいませ。