山口県宇部市、山陽小野田市、山口市から大変多くの患者さんに来ていただいています歯科・矯正歯科アールクリニックです。
さて皆さん!「仕上げ矯正」という言葉を聞いたことがありますか?
矯正治療は長期に渡るため様々な工程がありますが、歯並びや噛み合わせの最終調整を行う重要な工程が「仕上げ矯正」となります。
今回は、仕上げ矯正で行う治療や噛み合わせの重要性についてお伝えいたします。
仕上げ矯正とは?どんなことをするの?
仕上げ矯正とは、歯並びの不均衡や傾斜を改善し、噛み合わせを整える矯正治療の最終工程です。
最終微調整やディテーリングとも呼ばれます。
仕上げ矯正にはいくつかの段階があって、下記の内容を行います。
- 歯の位置や高さを揃える
- 臼歯の位置をずらして歯並びを整える(抜歯していれば、そのスペースを利用して、前歯を後ろに下げる)
- 噛み合わせなどを細かく調整する
また噛み合わせは、以下のような基準に近づけるように調整します。
- 口を閉じたとき、下の前歯が上の前歯より内側かつ中心にそろっている
- 犬歯から後ろの歯が、上の歯1本に対して下の歯2本でしっかり噛み合う
- 噛みしめたとき、前歯の上下の隙間は5mm以下になっている
仕上げ矯正が必要な理由とは?
仕上げ矯正が必要な理由は、正しい噛み合わせに調整することが歯の健康寿命を延ばすことに欠かせないからです。
矯正治療を受ける方の多くは、歯並びの改善が目的でしょう。
仕上げ矯正の前段階で、すでに歯並びがきれいに整っていれば、仕上げ矯正の必要性をあまり感じられないかもしれません。
しかし、歯の本来の機能を発揮するには、仕上げ矯正は欠かせない工程です。
噛み合わせが悪いと歯が磨きにくいため、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
また咬合力の偏りによって、一部の歯だけに負荷がかかり、歯の寿命を縮めてしまいます。
さらに、偏った筋肉の使い方で顎関節症や肩こり・頭痛などを引き起こす場合もあるでしょう。
以上、仕上げ矯正で行う治療や必要な理由についてお伝えいたしました。
見た目の歯並びがきれいになっても、それで終わりではありません。
仕上げ矯正で噛み合わせを整えることが、歯の健康寿命を縮めないために重要だと言えるでしょう。
当院では、日本成人矯正歯科学会の認定医が在籍しており、患者様の満足のいく結果を得られるよう充実した治療をご提供しております。
山口県内または宇部市、山陽小野田市、山口市で矯正歯科や審美歯科に対応した歯科医院をお探しの際は、ぜひ「アールクリニック」までお気軽にお問い合わせくださいませ。